医者に言われ、炭水化物抜きダイエット(糖質制限)をやめた話。その危険を本気で聞いてほしい



 

最近、何をどうやっても蕁麻疹がおさまらなかった。しかも、とてもひどかった。

 

毎晩(だいたいの場合、夜)になってから、太ももや手の甲、鎖骨周辺にびっしりと凹凸のついたしっかりめの蕁麻疹。肌はピンク色で腫れ上がり、とてつもなく痒い。文字通り「気が狂いそうになるぐらい」とにかく、とにかく痒かった。

ときには、喉の中に蕁麻疹が出ることもあった。これは息をする道を塞ぐこともあるので、非常に危険な症状だ。さすがにまずい。

 

26歳にもなって、人生で初めてのアレルギーだろうか? それとも寒冷蕁麻疹?

 

いろいろな可能性を考えながら、蕁麻疹に強い病院の扉を叩いた。血液検査をし、アレルギーの検査も事細かく。睡眠や食生活についても事細かく答えた。

だけど、ほとんどの場合、蕁麻疹の正確な理由は特定が難しいんだそう。

 

数日経過し、検査結果を聞いた。やはり私には、アレルギーのあるほとんど食材はないらしい。そして驚くべき言葉を医者から言われた。

 

「多分ですが、炭水化物を抜いているのが原因ですね」

 

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衝撃だった。

 

今流行している、炭水化物を抜くダイエット。糖質制限ダイエットと言うこともありますね。

ごはんやパン、麺類をできる限り抜き、その代わり肉や魚、チーズや野菜はOKというダイエットは多分、実行している人もかなり多いはず。体重が落ちやすい方法として知られているけれど、これが原因で蕁麻疹になるなんて。

 

医者の話を簡単にまとめると、

 

タンパク質は大事だけど、基本的に現在の日本人は動物性タンパク質をとりすぎ。1日分の野菜、といって野菜ジュースやらサラダを宣伝することはあるが、1日分の肉はこの量、といって宣伝することがないのはなぜかを考えればわかる。すでに充分とりすぎなのだ。

ちなみに魚だからOKというのはないので、肉も魚も食べ過ぎ禁止。ちなみにチーズも卵もこれにカウントするから、同じく食べ過ぎ禁止。

 

植物性タンパク質、つまり豆腐や納豆などは今より多めに食べて良い。けど、これも多くなりすぎないように。

 

最も重要なのは野菜。圧倒的にこれがほとんどの人が足りていない。1日に必要な野菜量を計算して、実際に測るとどんだけ多いのかがわかる。量を食べるのが難しいなら、スムージーにでも何にでもしてゴクッといくもよし。とにかく摂取することを意識せよ。

 

そして、炭水化物。悪とされがちだけど、これを一定量食べないと、お腹を満たすためにはタンパク質や野菜が多くなりすぎるので、栄養バランスが大きく崩れる。何事もバランス。とはいっても、体重には影響が出るのも事実なので、多少減らしたりするのはOK。ただし、完全に抜くのは絶対にやめるべし。

 

とのこと。

栄養学に詳しくない私でもわかるレベルで、要するに「バランスよく食べろな」ということ。ま、当たり前っちゃ当たり前の話です。

 

よく「美肌で痩せている人が、全然炭水化物を食べないけど健康そうだよ?」なんていう情報も聞くが、うのみにしてはいけない。それでも支障なく元気に過ごせている人もいるだけ、という話で、何かしら支障が出るひとも多いということを分かっていないといけない。人による部分は大きい。

 

そして、私は力説してこう断言できる。

だって、薬を塗っても飲んでもダメで緊急搬送されたこともあるほどの蕁麻疹が、炭水化物も食べながら栄養バランスの良い食事をしたら、突然治ったから

 

しかもこの話を友人にしたところ、

「私も炭水化物抜きしてたけど、最初は良かったけどすぐ生理が止まった。ずっと原因がわからなかったけど、炭水化物を食べ始めてしばらくしたら戻ったよ」

と教えてくれた。検索すると、確かに炭水化物を抜くことによって栄養不足となり、生理が遅れる・止まる女性は多いようだ。この事実、意外と知らない人が多いと思う。

私のように、まさか炭水化物を抜いているだけなのに、ここに繋がるなんて、と彼女も思っていたらしい。

 

さらに気になって検索してみると、「糖質制限ダイエット」を考えた提唱者(アトキンス氏)や、日本でこのダイエットを唱えて有名になった第一人者(桐山氏)が早死にしていることを知った。とっても健康的に痩せられると聞いていたのに、そんな情報がたくさん目につく。

 

「え、もしかして、このダイエットって結構危険なんじゃないの?」

 

 

と思ったら、ひとりのお医者さんのブログにたどり着いた。

結論 糖質制限ダイエットは死亡リスクが高まります | 五本木クリニック | 院長ブログ

 

もうこのタイトルだけでもわかるように、やっぱり健康な人がやるには少々危険なダイエットだそうだ。死亡率が上がるのも証明されている。

短期的に体重を落とすため、ボディビルをするため、などの場合はまあ良いとして、ライフワークのようにずっと続けていいダイエットでなさそうということはデータでも分かってきているとのこと。

 

炭水化物を抜くのが悪だ、今すぐたくさん食べろ、とは言わない。

けれども、完全に抜くことで健康に害があるらしいぞ、ということは知っていないといけないと思う。

 

痩せて綺麗になることは、どんな高い服や化粧品でも作ることのできないほどの魅力がある。痩せているだけで、かわいい、かっこいい、全部最高。

その気持ちや願望は、女性ファッション誌の製作に現在進行形で携わっている私には、痛いほどわかる、わかるよ。スキニーを綺麗に履きたいよね。細いだけで正義に感じるよね。

その上で、今回すごく苦しんだ経験から、伝えたい。

 

栄養バランスは大事です。家庭科の教科書で習った、あの栄養の三角柱は何よりの基本だったんです。いまさら、だけどマジなんです。

ダイエットをするなら、ラクなほうが嬉しいに決まってる。炭水化物抜きも、プチ断食も、なんでもいいと思うし、自己責任でならやればいい。けれど、少しでも異変を感じたらすぐにやめる勇気を持ちましょう!(ここ本当に!)

 

「炭水化物を抜いているだけ」と、あなたは思ってることでしょう。

(私もそう思ってた)

 

でも、それは「だけ」ではない。結構リスクのある重いことをしているという自覚を持てば、その異変はそれが原因かもしれないと気がつくこともあるかもしれない。

ぜひ心の片隅に置いてほしいな、という以上私からのメッセージでした。

 

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